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【聖書でドイツ語】 Beruf / Berufung(召命、天職・使命の賦与) 教会の役員(長老)に選ばれてしまった

私が会員のプロテスタント教会では、今月、役員(長老)の選挙を行った。
自分で立候補するのではなく、候補者選考委員会が熟慮して、改選定数プラス3~4名の候補者を選ぶ。
私は洗礼を受けてから6年半経過していて、私より先に洗礼を受けた人がすでに候補者になっていたから、順番が来たということだ。

候補者名簿に掲載された時点で覚悟していたが、本日集計結果が出て、私が長老の1人に選ばれてしまった。
単純に得票数の上位から7名が選ばれるので、私の意思とは無関係に決まってしまう。

実際に手を動かして投票行為をしているのは教会員という人間だが、見えない神が働いていると考える。
そのため、Beruf / Berufung 召命、天職・使命の賦与 としてとらえることになる。

教会とは、信徒の交わりとしてだけではなく、現実世界では宗教法人という性格もある。
信徒の交わりとしては、高齢や病気など、様々な境遇の信徒に対して牧師と共に対応しなければならない。
宗教法人としては、献金収入や不動産が非課税ということもあり、会計担当長老は税務署対応もあるので大変だ。

私はこれまで聖歌隊だけではなく、行事委員、会報委員、伝道委員を経験してきた。
そういった奉仕を経験するのも、長老となる準備だったのだろうか。

トラックバックした記事にあるように、生まれた日のローズンゲン(くじ引きで選ばれた聖句)にヒントがあるかもしれない。

歴代誌上第23章25節からの抜粋で、年老いたダビデ王の最後の言葉である。

Luther: 25 Der HERR, der Gott Israels, hat seinem Volk Ruhe gegeben.
(注:Gott は一神教では無冠詞だが、付加語
(ここでは Israels)がある場合には冠詞が付く。)
新共同訳:25 イスラエルの神、主はその民に安らぎを与え(る。)

これでは短すぎて、具体的にどのようなメッセージなのかわからない。
ということで周辺を読んで、そしてこれまで経験したこと、さらに今後自分の身に起きることから、メッセージを推測するしかない。

歴代誌上第23章の最初に付けられた小見出しは、レビ人の任務である。
ということは、24節にあるように、祭司(牧師)を補佐して神殿(教会)の奉仕を職務とする者なのかもしれない。

長老に選ばれたことが神から与えられた役割の最後なのか、それともまだ始まりに過ぎないのか。
聖書を読みながら考えてみたい。


日々の聖句・ローズンゲンのサイトから、誕生日の聖句をメールで送ってもらった。私が生まれたことと直接の関係があるとは思えないが、特別な日に神から与えられた言葉として記憶しておきたい。なお、ローズンゲンに使われているルターの聖書は、私が生まれた当時使われていたものなので、最近のものとは表現が異なる。旧約聖書からは、歴代誌上第23章25節の一部で、ダビデの最後の言葉。Luther: 25 Der HERR, der Gott Israel...
【聖書でドイツ語】  平和がきょうだいたちにあるように(エフェソ第6章23節)


テーマ : 聖書・キリスト教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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