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母の訪問看護契約の代理人になった

(最終チェック・修正日 2021年09月11日)

親の介護の問題は簡単には解決しない。

母を高齢者向け住宅に入居させてもよいが、本人が同意しないし、それに障碍者の姉と一緒に住むことはできない。
高齢者福祉と障碍者福祉とは別であり、現状では親子で住むことができない。
母が自力で歩いたり買い物ができるうちは、自宅で介護サービスを受けることになる。

買い物ができると言ったが、私の母は認知能力低下で迷子になることもあった。
スーパーへの買い物のとき、自転車を置いた場所がわからなくなり、タクシーで帰ってきたこともある。

それでも、母が自分で市役所まで自転車で介護保険の申請書を提出しに行ったので、「自転車に乗れるくらい健康ならば大丈夫だろう」と判断され、要介護2となってしまった。

要介護2で本当に必要な介護が受けられるのかどうか不安だが、とりあえずこれで介護保険を利用するしかない。

そのため最初は、週2回の買い物同伴支援を依頼することにした。
しかし、「知らない人と行きたくない」と、母は担当者を玄関先で追い返してしまった。

ケアマネージャーとの話し合いも、「体は大丈夫なのに周りが大騒ぎしている」と拒否していた。
ただ、昨年11月に転んで骨折してからは、少しずつ話を聞くようになり、ようやく訪問診療に同意してくれるようになった。

ただ、新型コロナウイルス感染症のことも理解していないので、本当に同意したのかどうかはわからない。

ということで、本日は私が代理人となって、訪問看護の業者と契約書を交わした。
ただ、緊急事態宣言中の首都圏から田舎に行くのは避けたいので、郵送で手続きした。

これに続いて、訪問診療を担当する病院と、ケアマネージャーとの契約書にもサインする予定だ。

訪問診療・訪問看護の料金の支払い方法は、口座引き落としを選択することにした。
残高が一番多い銀行にする予定なのだが、私は代理人なのに、その銀行口座について何も知らない。

ケアマネージャーは、母の通帳を代理でコピーする権限がないし、残高確認のための記帳もできない。
ということで、私に連絡するために必要だと、ケアマネージャーが母に説明して、口座番号をメモしてもらうことにした。

そして代理人の私が、口座引き落としの用紙に記入することになる。
でも、母の印鑑が必要になったら、面倒なことになりそうだ。
印鑑の紛失届を出して、新しい印鑑に変えることも検討しよう。

いろいろと心配なことは続くが、後見人選定も含めて、少しずつ確実に処理していこう。
追記(9月10日):
今日は居宅介護支援と訪問診療の契約書などに署名して返送した。

介護支援の計画書を見ると、母の意向として、「障害のある娘を独りにすることはできない」とあった。
高齢者向け住宅に入った方が安心なのだが、そうするとダウン症の姉をどうするのか余計に心配になる。
グループホームもあるのだが、好きな時間にテレビを観たいだろうし、自宅で生活する方がよいかもしれない。

訪問診療の料金は銀行口座からの引き落としを依頼することにした。

ただ、母の口座番号を知らないし、印鑑も実家にあるので、記入せずにそのまま返送して、次回訪問時に母の承諾を得て代筆してもらうことにした。

あとは薬局との契約書が残っている。

追記2(9月11日):
今日は薬局の契約書が届いた。
午後に映画を観に行くので、その前に郵便局に寄って投函しよう。

テーマ : 親の老後と介護
ジャンル : 結婚・家庭生活

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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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