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登記情報提供サービスを利用した

母の成年後見人選定の申立について、まだスケジュールは決まっていない。
戸籍謄本の有効期限もあるので、できれば年内に書類を集めて、来年1月には家庭裁判所に提出したい。

先日、母の両親が死亡していることを証明するために、関西の市役所に依頼したとき、確認の電話があった。
そのときについでに、母の名義になっている不動産の登記状況を調べてもらった。
すると、母が相続したのは土地のみであって、空き家になっている建物は、すでに死亡した伯父の名義のままだった。

その建物の登記をどうするかは後回しにして、母の財産目録を作るために、登記情報を集めることにした。

今では便利な登記情報提供サービスがあり、自宅からオンラインで登記情報をダウンロードできる。
そのサイトのリンクは次の通り。
www1.touki.or.jp/gateway.html

今後も使うことになるだろうから、一時利用ではなく個人利用で登録することにした。
利用申請から1週間くらいで、ユーザーIDの通知が届いた。

申請時に決めたパスワードを使ってログインし、相続前の資料にあった地番を入力して検索した。
そして今住んでいる実家についても、土地と建物、そして敷地内のアパートを検索した。

全部表示されたことを確認してから申請して、手数料をクレジットカードで支払い、PDFをまとめてダウンロードした。
全部で11通となり、手数料は332円 x 11 = 3,652円。
利用登録料300円と合わせても4千円以内で、しかも自宅にいながら必要な登記情報を集めることができた。

財産目録に記入しながら、空き家が残っている宅地、誰も耕作していない田や畑、そして原野について、現況をどのように書くのか迷っている。

申立について相談している地域包括支援センターで聞いてみよう。

母の診断書は、訪問診療をしている病院で書いてくれることになった。
ただ、新型コロナ対策で、県外の人と直接会うことはできないとのことで、電話で依頼して郵送してもらうことになるだろう。


母本人の同意が得られなくても、成年後見人の選定申立を行う予定だ。認知能力の低下のため、アパートも含めた財産管理はできないし、リフォーム詐欺に遭うのではないかと心配している。母に後見人制度を説明しても理解できないので、アパート管理を代理してくれる弁護士の先生を探している、と話しておこうと思う。実際には家庭裁判所が選定するが、可能であれば私と同じ高校か大学の出身者にしてもらって、母に説明しやすくなれば...
母に関する戸籍謄本を申請したついでに

テーマ : 不動産
ジャンル : ファイナンス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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