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【科学ドイツ語】 II 動詞 5-1 分離動詞と非分離動詞1 三基本形

【科学ドイツ語】 II 動詞 5-1 分離動詞と非分離動詞1 三基本形

II-5-1 分離動詞と非分離動詞1 三基本形


語幹の前に接頭辞(前綴り)が付いている動詞(複合動詞)は、前綴りにアクセントがある分離動詞と、前綴りにアクセントがない非分離動詞とに分類される。

        不定詞       過去基本形      過去分詞
単純動詞      kommen   kam      gekommen
複合動詞
 分離動詞   
vorkommen   kam ... vor   vorgekommen
 非分離動詞  
bekommen  bekam      bekommen

分離の前綴りを明示するときは、vor|kommen と書く。
定動詞第1位文および定動詞第2位文では、分離動詞は前綴りを文末に残して分離する(副文では分離しない)。

分離動詞の過去分詞では、前綴りの後に -ge- を加えて一語で書く。
非分離動詞の過去分詞では、ge- を付けない(例外: miß- では ge- が付く場合もある (gemißachtet))。
アクセントがない前綴りの前に分離する前綴りが付いても、分離動詞ではあるが過去分詞に -ge- を付けない (vor|bereiten - vorbereitet)。

例文II-5-1a (Chemie der Heterocyclen, p. 253):
Cyanidinchlorid kommt in den Blütenblättern der Kornblume (Centaurea cynanus) vor.
シアニジンクロリドはヤグルマギク(Centaurea cynanus)の花弁に存在する。


例文II-5-1b (Organische Chemie, p. 927): 副文の例
Cardiolipin ist ein höhermolekulares Phospholipid, das u. a. im Herzmuskel vorkommt.
カルジオリピンは、とりわけ心筋にみられる高分子量リン脂質である。


例文II-5-1c (O, p. x):

例文II-5-1d (Organische Chemie, p. 306):
Dabei hat die Carbonyl-Gruppe Priorität: sie bekommt also die kleinstmögliche Bezifferung.
その場合、優先順位はカルボニル基にある。したがって、カルボニル基が最も小さい番号となる。


例文II-5-1e (Organische Chemie, p. x):

テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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