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母の老人ホームで今度は入居者がコロナ陽性

今日の夕方、母が入居する住宅型有料老人ホームの担当者から電話があった。
今回も施設内での COVID-19 陽性者発生の連絡だった。
母の PCR 検査の結果は陰性とのことだ。

前回の8月下旬の事例は、職員のうち1名が陽性となったというものだった。
保健所の指導により、職員と入居者全員について PCR 検査を実施して、全員の陰性が確認された。

その確認から約1週間後、今週は入居者1名の陽性が確認されて、再び全員検査したとのことだ。
この陽性者は、1日のほとんどを自室で過ごしていて、母も含めて接触する機会は滅多にないとのことだ。

職員も他の入居者も全員陰性なので、感染経路が全くわからない。
もし職員の中に無症状の陽性者がいたならば、食事や入浴の介助のときに接触があったと推定できる。
しかし、全員陰性で感染経路不明というのは、感染対策をどの点に集中すべきかわからなくなり、余計に心配になる。

PCR の感度から考えると可能性は低いが、もしかすると、8月下旬の検査時にウイルス量が少なくて陰性と判定された無症状感染者がいて、今月初めに今回の陽性者に感染させてしまったものの、本人は無症状のまま今回の検査時には既に完治していて、ウイルスが検出されなかったのかもしれない。

オミクロン株になってから無症状感染者が増えたと言われているので、検査体制について質問した。
すると、保健所が認めた場合のみ PCR 検査を実施できるという。
ということは、誰かが発熱するなど症状が明らかになってからになるので、無症状感染者を見逃すリスクがある。

病院に頼んで自主的な検査をしてもよいが、結果が陰性になると有料とのことだ。
また、その老人ホームが保有する抗原検査キットは研究用であって、医療用ではないから信頼度が低いという。

重症化リスクが高いとされている高齢者ばかりいるのに、どうして定期的な検査ができないままなのだろうか。

日本政府は「国葬儀」という新語を作る暇があったら、老人ホームの検査体制を整備してほしいものだ。


今月1日から母は老人ホームで暮らしている。自宅に帰りたいなどと言うこともなく、同世代の入居者と毎日会話して楽しんでいるそうだ。そして今日、自宅での翻訳の仕事が終わって買い物に行こうとしたら、電話が鳴った。母が入居している老人ホームの担当者からだった。昨日、職員のうち1名が新型コロナウイルス陽性となり、本日、残りの職員と入居者全員の PCR検査をすることになったという。全員不織布マスクをしていて、母も含...
母の老人ホームで職員がコロナ陽性


テーマ : 親の老後と介護
ジャンル : 結婚・家庭生活

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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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