修正が多すぎる和訳なので翻訳者に戻してもらうことにした ⇒ 私が修正することになった
(最終チェック・修正日 2023年03月16日)
英日・独日翻訳者として翻訳会社に登録するとき、チェックもできると伝えることがほとんどだ。
時間的に私が翻訳を担当できない場合、代わりにチェッカーとしての依頼になることも多い。
チェッカーの料金は、ワード単価が翻訳の場合の 10~20% が多い。
たいていは修正量は少ないので、このくらいの料金でも受注してもよいかなと思う。
ただし、毎年1回くらい、機械翻訳未満のレベルの翻訳者に出会うことがある。
修正量が 20% くらいまでは我慢できるが、それを超えると、翻訳としての料金でなければ割に合わなくなる。
10年以上前、ドイツ語特許の和訳をチェックしたとき、半分以上直す見込みとなったので、コーディネーターに相談した。
すると、納期の関係でチェッカーの私が全部直した方が早いのではないか、ということになった。
ただ、予算の上限があり、追加の料金は支払えないと言われた。
このときはまだ副業翻訳だったこともあり、低料金でも我慢して、全部修正してしまった。
ワード単価で契約してしまうと、修正量が多いときに損をしてしまう。
予想外に手間がかかる場合を想定して、時間給で契約している翻訳会社もある。
また、同じ翻訳会社でも案件によって、ワード単価の場合もあれば、時間給のこともある。
今月依頼されたドイツ語和訳のチェック案件は、総ワード数が不明なのだが、想定作業時間が提示されていた。
つまり時間給で計算ということだ。
その時間数をなんとか確保できそうだったし、$ 450 以上もらえる計算なので受注した。
しかし、和訳のファイルは予定した日には届かなかった。
そして数日後にようやく届いた和訳のファイルを開いて驚いた。
医薬分野の文書として、まったくふさわしくない表現であり、しかもクライアント指定の表現を守っていない。
専門用語も間違っているし、そもそも用語を統一しようとしてもいない。
他にも、会社名の最後にある Inc. を Inc。と句点にするなど変だ。
想定作業時間内に全部修正できそうだったが、最初から翻訳のやり直しと同じになる。
ということで、低品質なので一度翻訳者に戻すように、コーディネーターに依頼した。
しばらくしてから届いた返事では、これからクライアントと相談するとのことだ。
もし、チェッカーの私が全部やり直しをするということならば、キャンセルしたいものだ。
とんでもない和訳になっているセグメントをいくつか選んで、ドイツ語原文を Google 翻訳と DeepL に入れてみると、機械翻訳の方がまともな出力であった。
ドイツ語翻訳者は足りないので、医薬分野の知識がないのに依頼してしまうのかもしれない。
これなら機械翻訳にかけてポストエディットをした方がまともになるかもしれない。
英日・独日翻訳者として翻訳会社に登録するとき、チェックもできると伝えることがほとんどだ。
時間的に私が翻訳を担当できない場合、代わりにチェッカーとしての依頼になることも多い。
チェッカーの料金は、ワード単価が翻訳の場合の 10~20% が多い。
たいていは修正量は少ないので、このくらいの料金でも受注してもよいかなと思う。
ただし、毎年1回くらい、機械翻訳未満のレベルの翻訳者に出会うことがある。
修正量が 20% くらいまでは我慢できるが、それを超えると、翻訳としての料金でなければ割に合わなくなる。
10年以上前、ドイツ語特許の和訳をチェックしたとき、半分以上直す見込みとなったので、コーディネーターに相談した。
すると、納期の関係でチェッカーの私が全部直した方が早いのではないか、ということになった。
ただ、予算の上限があり、追加の料金は支払えないと言われた。
このときはまだ副業翻訳だったこともあり、低料金でも我慢して、全部修正してしまった。
ワード単価で契約してしまうと、修正量が多いときに損をしてしまう。
予想外に手間がかかる場合を想定して、時間給で契約している翻訳会社もある。
また、同じ翻訳会社でも案件によって、ワード単価の場合もあれば、時間給のこともある。
今月依頼されたドイツ語和訳のチェック案件は、総ワード数が不明なのだが、想定作業時間が提示されていた。
つまり時間給で計算ということだ。
その時間数をなんとか確保できそうだったし、$ 450 以上もらえる計算なので受注した。
しかし、和訳のファイルは予定した日には届かなかった。
そして数日後にようやく届いた和訳のファイルを開いて驚いた。
医薬分野の文書として、まったくふさわしくない表現であり、しかもクライアント指定の表現を守っていない。
専門用語も間違っているし、そもそも用語を統一しようとしてもいない。
他にも、会社名の最後にある Inc. を Inc。と句点にするなど変だ。
想定作業時間内に全部修正できそうだったが、最初から翻訳のやり直しと同じになる。
ということで、低品質なので一度翻訳者に戻すように、コーディネーターに依頼した。
しばらくしてから届いた返事では、これからクライアントと相談するとのことだ。
もし、チェッカーの私が全部やり直しをするということならば、キャンセルしたいものだ。
とんでもない和訳になっているセグメントをいくつか選んで、ドイツ語原文を Google 翻訳と DeepL に入れてみると、機械翻訳の方がまともな出力であった。
ドイツ語翻訳者は足りないので、医薬分野の知識がないのに依頼してしまうのかもしれない。
これなら機械翻訳にかけてポストエディットをした方がまともになるかもしれない。
追記(3月16日):
残念ながら、納期延長が不可ということで、翻訳者に戻して修正を待つ時間はないとのことだ。
想定作業時間を超えても全額支払ってくれることになったので、私が全部修正することにした。
つまり、翻訳者に支払う分も含めて、クライアントは損をしたことになる。
残念ながら、納期延長が不可ということで、翻訳者に戻して修正を待つ時間はないとのことだ。
想定作業時間を超えても全額支払ってくれることになったので、私が全部修正することにした。
つまり、翻訳者に支払う分も含めて、クライアントは損をしたことになる。
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