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建築ファンの方? が教会堂の見学に来られた

教会には様々な人々が訪れる。
ときどき建築ファンの方なのか、礼拝堂を見学したいということで、案内することもある。

私が所属する教会は、このコロナ禍の間に移転した。
新築で目立つからなのか、それとも教会建築で有名な事務所が設計したからなのか、今日の午後に見学希望者が来られた。

今日は教会共同墓地での埋骨式があり、牧師と伝道師、他の役員も出かけていて不在となった。
私は担当する委員会のために残っていたので、留守番の役員として対応することにした。

教会の Instagram のフォロワーの中には建築やデザイン関係の方もいるので、「ネットで検索して、この教会にたどり着いたのですか」と聞いてみた。

すると、「Casa Brutus という雑誌に載っていたので、ぜひ見たいと思って来ました」とのこと。

教会案内のパンフレットを渡して、2階の礼拝堂に入り、デザインの特徴などを簡単に説明した。
写真を撮らなくてもよいとのことで、5分ほどですぐに帰ってしまった。
何かの縁ということで、6月の一般向け礼拝の案内チラシを渡して別れた。

委員会が終わってからネット検索すると、その雑誌で教会建築の特集号があることがわかった。
そのリンクは次の通り。
casabrutus.com/categories/architecture/336259

特集のタイトルは、「聖なる建築一〇〇」で、訪れる価値のある教会100選とのことだ。
多くの人は長崎の教会群が浮かぶことだろう。
私も長崎市で行われた学会のついでに大浦天主堂に行ったし。

自分でも所有したいし、伝道委員会内で回覧しようと思ったので、セブンネットショッピングで注文した。
運よく在庫があったので、23日には近所のセブンイレブンで受け取り可能の予定。
28日に伝道委員会回覧を始めよう。

パイプオルガンの音色が好きで教会を訪れる人もいるので、そのようなきっかけも大切にして、ご案内など対応していきたい。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Re: No title

コメントありがとうございます。
プロテスタントでは、なるべくシンプルにしますので、ステンドグラスもなく、十字架がなければ教会とは気づかないこともあります。
それでも、天窓から光が入ってくる様子や、礼拝堂のデザインなどからも、非日常的空間を作り出そうとする設計士の想いを感じられることでしょう。
コロナ禍で見学会もできなかったのですが、可能であれば、設計士の方の講演会を開催してみたいと思います。

No title

 リンク先の雑誌の紹介を見てきました。
 村野藤吾という建築家の名前もありました。
 村野藤吾は、かつての大阪で暮らしたことがあった人なら、建築の知識がない私のような人間でも、新歌舞伎座という変わった建物で馴染みがある建築家だったのですが、亡母が通っていた教会も、村野藤吾氏の設計だったそうです。
 母によると(あくまで母の解説であって私自身は調べていないのですが)、母が通っていた教会の建物は村野氏の独立後最初の作品だったそうです。その後、村野氏はどんどん有名になっていかれたのだそうです。そして53年後、礼拝堂が老朽化し、建て直しが必要になったときに、もう大家になっておられた村野氏に新会堂の設計を依頼するのはとても無理だろうと思っていたのだけれども、ダメ元でお願いしてみようと打診したところ、快く引き受けて下さり、新会堂完成の3年後に93歳で亡くなられた村野氏最後の教会建築となったそうです。
 母は生前、そのことを誇らしげに語っていました。
プロフィール

MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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