動画の限定公開でも気を遣う
私が役員をしているプロテスタント教会でもネットで発信しようということで、公式ウェブサイトを作成し、さらにSNSを利用している。
活発に発信している教会もあるが、いろいろと配慮することが多いということで、更新も投稿も少なめだ。
都内一等地にあるのに固定資産税などがかからない宗教団体に対する世間の目は厳しいこともある。
例えば、再開発計画に入って低負担で新築したり、土地を売って移転先に新築した場合、新会堂完成の喜びを強調する投稿も控える必要があるだろう。
私の教会でも周囲に配慮して、新会堂ができたときに献堂式をしていないくらいなので。
そして一番気を遣うのは写真である。
顔がはっきり写っていると個人が特定できるので、行事の案内などを広めたい場合でも、例えば、チラシのPDFやクリスマスツリーのみの写真など人が入らないものを考えている。
特に、子供たちの写真は、教会員向けの会報であっても載せないのが原則だし、外に行く遠足などの行事の記事も、終わってから投稿している。
予告を投稿すれば新たに教会を訪れる家族も増えるだろうが、子供を狙う犯罪が気になるので控えている。
遠足当日も、私のような頑強な男性がサポーターとして参加するのも、不測の事態に対処するためである。
先月は、コロナ禍でも可能な集会をしようということで、礼拝直後に飲食を伴わない30分のプログラムで実施した。
この集会では、短い動画もスクリーンに投影してみた。
特にエンディング部分では、コロナ禍でバラバラになりがちな教会の一致を目指すメッセージを込めた。
このエンディング動画は好評で、欠席者にも観てもらいたいとの意見が他の役員からも寄せられた。
ということで、教会員向けに限定公開するという議案を役員会に提出して、審議の結果認められた。
教会ウェブサイトの教会員専用ページに YouTube のリンクを貼り、9月末までの限定公開とした。
ネット環境がない方には、教会のタブレット端末上で再生して観ていただく予定。
専用ページへのアクセスには ID とパスワードが必要である。
この場合、教会員が他人に漏らすことはないという信頼が前提ではあるが、ここは疑わないようにしている。
また、クリスチャンではない家族や知人と一緒に観るのは、伝道になるので認めてよいだろう。
そして YouTube を利用するのは、ストリーミング再生のみにして、ダウンロードを禁止するためである。
記念にファイルが欲しいという要望があるかもしれないが、誰かのデバイスに半永久的に残ると管理できなくなるし。
また、過去の写真をスライドショーのように入れていて、子供たちも含めて多数写っていることも、ダウンロード禁止の理由である。
私たちはまともな教会だと思っているが、公務員など勤務先によっては、特定の団体で活動していることを嫌がることもある。
そのため、大人だけの写真が大半であっても、この動画がどこかで教会以外の場に出るリスクを低くしないといけない。
それでも、もし悪意のある人が教会内にいた場合、それはないと思っているが、画像が漏れるリスクは残る。
そのため、子供たちが中心の教会学校の動画は含まれていない。
宗教団体は個人情報保護法の適用外ではあるが、実際にはいろいろと気を遣うことが多い。
やはり役員は大変だ。
活発に発信している教会もあるが、いろいろと配慮することが多いということで、更新も投稿も少なめだ。
都内一等地にあるのに固定資産税などがかからない宗教団体に対する世間の目は厳しいこともある。
例えば、再開発計画に入って低負担で新築したり、土地を売って移転先に新築した場合、新会堂完成の喜びを強調する投稿も控える必要があるだろう。
私の教会でも周囲に配慮して、新会堂ができたときに献堂式をしていないくらいなので。
そして一番気を遣うのは写真である。
顔がはっきり写っていると個人が特定できるので、行事の案内などを広めたい場合でも、例えば、チラシのPDFやクリスマスツリーのみの写真など人が入らないものを考えている。
特に、子供たちの写真は、教会員向けの会報であっても載せないのが原則だし、外に行く遠足などの行事の記事も、終わってから投稿している。
予告を投稿すれば新たに教会を訪れる家族も増えるだろうが、子供を狙う犯罪が気になるので控えている。
遠足当日も、私のような頑強な男性がサポーターとして参加するのも、不測の事態に対処するためである。
先月は、コロナ禍でも可能な集会をしようということで、礼拝直後に飲食を伴わない30分のプログラムで実施した。
この集会では、短い動画もスクリーンに投影してみた。
特にエンディング部分では、コロナ禍でバラバラになりがちな教会の一致を目指すメッセージを込めた。
このエンディング動画は好評で、欠席者にも観てもらいたいとの意見が他の役員からも寄せられた。
ということで、教会員向けに限定公開するという議案を役員会に提出して、審議の結果認められた。
教会ウェブサイトの教会員専用ページに YouTube のリンクを貼り、9月末までの限定公開とした。
ネット環境がない方には、教会のタブレット端末上で再生して観ていただく予定。
専用ページへのアクセスには ID とパスワードが必要である。
この場合、教会員が他人に漏らすことはないという信頼が前提ではあるが、ここは疑わないようにしている。
また、クリスチャンではない家族や知人と一緒に観るのは、伝道になるので認めてよいだろう。
そして YouTube を利用するのは、ストリーミング再生のみにして、ダウンロードを禁止するためである。
記念にファイルが欲しいという要望があるかもしれないが、誰かのデバイスに半永久的に残ると管理できなくなるし。
また、過去の写真をスライドショーのように入れていて、子供たちも含めて多数写っていることも、ダウンロード禁止の理由である。
私たちはまともな教会だと思っているが、公務員など勤務先によっては、特定の団体で活動していることを嫌がることもある。
そのため、大人だけの写真が大半であっても、この動画がどこかで教会以外の場に出るリスクを低くしないといけない。
それでも、もし悪意のある人が教会内にいた場合、それはないと思っているが、画像が漏れるリスクは残る。
そのため、子供たちが中心の教会学校の動画は含まれていない。
宗教団体は個人情報保護法の適用外ではあるが、実際にはいろいろと気を遣うことが多い。
やはり役員は大変だ。