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捕鯨のニュースを読むためにアイスランド語のテキストを買った

私が勉強したことのある外国語は、英語・ドイツ語・中国語・スペイン語だ。
仕事で使うのは英語とドイツ語で、翻訳でもお金がもらえるのは、この2ヶ国語である。
学術論文を読むために、フランス語とロシア語を勉強しようと思ったが、実際にはそれほど頻度がなく、研究には困ることがなかったので手を出していない。

仕事と翻訳で使う英語・ドイツ語は今後も勉強を続けるが、何か趣味で学ぶ言葉も探していた。

日本では日本語とアイヌ語が、国会で使われる公式言語だから、アイヌ語を勉強することも考えたが、今は捕鯨の話題に注目が集まっているので、ノルウェー語をかじり始めた。
まだ長文を読むまでにはなっていないが、クジラステーキのレシピを参考にして、食材や調味料の単語や、「ソテーする」 などの動詞を少しずつ勉強している。

ノルウェー語の勉強はほとんど進んでいないが、今日はアイスランド語のテキストを買った。
白水社の 「CDエクスプレス アイスランド語」 だ。
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=00594

アイスランド語は学習困難な言語とされているので、趣味としてかじっても、身に付かないかもしれない。

それでも、アイスランドが日本に鯨肉を輸出したと、今週の報道で知り、その第一報であるアイスランドの新聞記事を読みたいと思った。
新聞記事の全文を読めなくても、知りたい情報に関する部分を予測して、単語リストで調べることで、
鯨肉輸出量の 「60トン」 や、2006年の捕獲頭数 「7頭」 を、原文で確認できたのはよかった。

この鯨肉輸出量については、60トンとする報道と、80トンとするロイターなどの報道がある。
加えて、2006年の捕獲頭数を、アイスランド語での7頭ではなく、6頭とする英語報道もあった。
このように報道内容に相違がある場合、元のアイスラ ンド語の報道で確認したくなる。

これは考え過ぎだが、アイスランド語を理解する日本人が少ない現状では、元の報道内容を意図的に変えて、誰かの都合に合わせた日本語記事にすることもできる。

今後も捕鯨関係に限らず、地球環境についてもノルウェーとアイスランドからの報道はあるから、細かい内容はともかく、何について話題にしているのかくらいは、わかるようになりたいものだ。


追記: アイスランド語の新聞記事で確認したかったことは、冒頭の2文であり、仮訳を掲載しておこう。
http://timarit.is/view_page_init.jsp?issId=278287&lang=is

"Rúmlega
sextíu tonn af kjöti af sjö langreyðum sem veiddar voru haustið 2006 hefur verið selt til Japan. Hvalkjötið var flutt til landsins ásamt norsku hrefnukjöti sem var sent út með sömu flutningavél."

「2006年秋に捕獲された
ナガスクジラ7頭の肉60トン以上が、既に日本へ売却された。この鯨肉は、同じ貨物機で輸出されたノルウェーのミンククジラ肉と一緒に日本へ送られた。」

kjöt n. (-s) 肉
langreyður f. (-ar, -ar) ナガスクジラ
veiddar は veiða 「捕まえる」 の完了分詞
selt は senda 「売る」 の完了分詞
flutt は flytja 「移動させる、運ぶ」 の完了分詞
hrefna f. (-u, -ur) ミンククジラ
hrefnukjöt ミンククジラ肉 hrefnu (hrefna の単数属格) + kjöt
sent は senda 「送る」 の完了分詞
flutningavél 貨物機 flutninga (flutningur 「貨物」 の複数属格) + vél (= flugvél 飛行機)

(最終チェック・修正日 2008年06月07日)

テーマ : 語学・国際交流
ジャンル : 学問・文化・芸術

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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